社会の下層からの反撃

連鎖

まるで貧困を固定化して喜んでいる連中がいるかのような

格差の拡大。

努力が報われる社会ならまだいい。

 

働けど働けど我が暮らし豊かにならずのような

職が増えている。

仕事は増え責任が増えても給料は上がらず、

または下がる。

 

貧困

貧乏と貧困は違う。

湯浅誠さんの言葉だったと思う。

 

貧乏でも幸せはあり得る。

友人、家族、地域の縁といったもので

貧しくても生活の質は高い人達のこと。

 

貧困とは頼る人もおらず、福祉にも繋がっておらず

孤独でまったく先の展望が見えない状態。

自分一人ではまったくどうにもならない。

 

可視化

 

貧困が注目されるようになってきたものの

まだその実態というものが知らない人がほとんど

だと思う。

 

見たいものしか見えない。

もし自分が安定した職業に就いており、

友人や、家族がいて安定した生活を送っている

人たちにはどうかどうにもならない下層社会が

あることを知ってほしい。

 

自分に何ができるかはわからなくても

まず知ろうとしてほしい。

 

どうやったらそんな生活になるの?

どうやって抜け出すの?

他人のことはどうでもいい。

そんな詰めいたことを言わず、

貧困といったものを知る努力を

してほしい。

 

日本は先進国だから貧困なんて

考えられない?

正規雇用が増え、資産は年寄に集中し、

ブラック労働が精神が壊れて人が

増えまくってる国が先進国ですか?

生活保護を受ければいい?

制度のことすら知らない人もいます。

知っていても年寄だけがもらえる

制度だと誤解してる人もいます。

 

弱い者が弱い者を叩く陰唇な

社会は嫌だ。

 

助け合いとか絆とか

堅苦しいことじゃなく

もう少し相手ののことを考えられる人が

増えてほしい。

 

何もしない、できなくとも相手の苦しみを知ろうとする。

その心構えがあるだけで、

こんな陰湿な社会は変わっていくと思う。

 

相手の苦しみが理解できない者を

人と呼んでいいのだろうか?